スッキリとしたラブ?コメディ「虹色とうがらし」

虹色とうがらし 1990年から1992年までの週刊少年サンデーに連載。
作者は少年漫画なのに、どことなく少女漫画の雰囲気を漂わせるラブコメの代表的な作家 あだち充氏(あだちみつる)です。
高校野球を題材にした『ナイン』や『タッチ』をはじめ数々の人気作品を出しております。今回は、その中から『虹色とうがらし』を紹介します。

 

 

 

 

「これは未来の話である・・・」
ちょん髷、着物姿、江戸と呼ばれる町が舞台になっているのに、「これは未来の話である・・・」なんとも、あだち先生らしいはじまりかたです。
母親と死別して竜神掘からくり長屋で暮らす6人の異母兄弟。そこに、母親と死別した7人目の異母兄弟 七味が訪ねて物語がはじまっていきます。
それぞれの母親は父親ことは話さずに亡くなっているため、兄弟たち誰一人、父親が誰なのか知りません。
※読者は父親が誰なのかすぐわかります。


末っ子の山椒が、本当の兄弟ではない者が、一人いるという情報を仕入れてきます。お互いを思いやる兄弟たちは、その話を忘れることにして何事もないように暮らしていました。
あるとき、バラバラに育ってきたお互いのことをよく知るため、それぞれの母親のお墓参りをかねて、生まれた場所をめぐる旅をすることになります。
行く先々でさまざまな笑いとトラブルが起こるのですが、兄弟たちは最後に父親と出会うのですが、父親に会っても「だから何?」って感じ何ですよね!軽い気持ちでスッキリと読める内容です。

七人兄弟

胡麻(長男)22歳 大食らいで大酒飲みの落語家 落語は上手くはないが、冷静な長男

麻次郎(次男)20歳 一刀流の達人で埴輪念流(はにわねんりゅう)免許皆伝最短記録を持っており、絵を描くために旅をしている。予知能力があるようです。

芥子の坊(三男)18歳 今南寺で少年時代を過ごしており、ふるさとの住人からは遠ざけられている。喧嘩と博打に非常に強いが女と酒には非常に弱い。

七味(四男)15歳 故郷では火消をしており、反射神経がよく棒術が得意。兄弟想いだが泳げない。

菜種(長女)13歳 しっかり物で美少女。気が強く、麻次郎から剣の手ほどきを受けておりかなり強い。

陳皮(五男)10歳 発明にかけては天才だが運動は苦手。めがね少年。

山椒(六男)3歳。風賀村 忍者の里出身の甘えん坊で忍術が得意な小さな忍者。一人兄弟でない者がいるという情報をしいれてくる。

兄弟たちの母親はすばらしいなんですよ。それにしても・・・この父親どれだけモテるのかね?

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