2018年1月から、テレビ東京系列で放送されていた実写ドラマ「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018」を紹介します。
このドラマは、1989年に週刊少年ジャンプに連載されていた、桂正和先生のマンガ「電影少女」の25年後を描いた物語になっています。「オレ、天野あい よろしくね。」
ビデオガール天野あいは、25年前、弄内翔の叔父、弄内洋太の前に現れ、最終的に人間へと生まれ変わりました。あれから25年後、今度は、弄内翔の前に現れた天野あい。彼女が現れた理由とは?
ときめき はがゆさ 切なさ 苦しさ・・・ さまざまな感情が沸き起こってきた物語でした。
アイドル好き 二次元好き 無関心な人 若者 中高年 男性 女性・・・など、幅広い層に受け入れられるのではないでしょうか?
◆INTRODUCTION
両親が離婚したことをきっかけに、絵本作家である叔父が、かつて暮らしていた家で一人暮らしを始めた高校生の弄内翔。彼がベットに横になっていると、ガタッと物音が響きます。物音が気になった翔は、クローゼットを開け、床に落ちている中身のないビデオケースを見つけるのでした。
タイトル「なぐさめてあげる 天野あい」
そばに置いてあったビデオデッキのなかにはビデオテープが入ったままでした。そのビデオデッキをテレビにつなぎ再生してみると、ノイズまじり映像が流れ女の子が映し出されます。
「AVかぁ ないない」と、停止ボタンに指をのばした時、ビデオに映る女の子が、自分の気持ちを理解しているかのように話しかけてくるのでした。そして、その女の子に言われるまま目を閉じ自分の願いを思い描くと、TVの画面が輝きだしビデオに映し出されていた女の子が飛び出してきたのです。
ビデオの中から飛び出してきたビデオガール 天野あい。
彼女がこの世界に存在できるのは3ヶ月間。つまり、強制的に停止させない限り、ビデオが再生される時間=彼女がこの世界に存在できる時間となるのです。
翔とビデオガール天野あい、そして、翔の友人や25年前の天野あいを知る人たち、それぞれの想いを描いた、少し切ない物語がはじまっていきます。
◆CAST
ビデオガール・天野あい(西野七瀬)25年の月日を経て2018年に現れたビデオガール。感覚は25年前でとまっているが、過去の記憶は無く古いビデオデッキで再生されたことにより、本来のビデオガールと異なった性格になっている。
弄内翔(野村周平)親の離婚をきっかけに一人暮らしを始めた高校生。優しく純粋であるが、消極的な性格。親友の古矢智章、片思いの柴原奈々美と共に、アニメコンクールの作品づくりに励んでいる。キャラクターデザインを担当している。
柴原奈々美(飯豊まりえ)古矢智章に想いをよせる、弄内翔の同級生。アニメコンクールの作品づくりでは、シナリオを担当している。
古矢智章(清水尋也)弄内翔の同級生。柴原奈々美の気持ちに気づいているが、弄内翔のことを思い気づかないフリをしている。アニメコンクールの作品づくりではプロデューサー的な役割を担当している。
大内リカ(大友花恋)弄内翔の中学時代の後輩。弄内翔に想いをよせており、自分の想いに素直に行動する。
弄内洋太(戸次重幸)絵本作家で弄内翔の叔父。25年前に天野あいと出会い一緒に暮らしていた。
かつては、同級生に「天野あい」を妹と紹介したことがあったが、現在に登場した「天野あい」を、自分の娘と紹介したことにショックをうける。
清水浩司(村上淳)25年前の天野あいを知る大ヒット映画を手掛けたプロデューサー。
人間・天野あい 25年前、弄内洋太と一緒に暮らし、奇跡の力により人間へと生まれ変わった。
好きだという想いを抑えたまま、傷つくことを恐れ、自分を守り続けてきた。
傷つかず、痛みも、喜びも知らず・・・でも・・・それって生きてるの?
たとえ傷ついても、勇気を出して想いを伝えたその瞬間、誰かがそこにいた確かな証になる。
※ブログ内で使用しています画像などに問題がありましたら、[CONTACT]より連絡をお願いします。取り下げ、削除など早急に対応します。