残酷でグロテスクなシーンに衝撃をうけた作品
２０１３年に公開された映画『THE GREEN INFERNO／グリーンインフェルノ』を紹介します。
前回紹介した［食人族］［食人族］よりも衝撃的な映像が多くあり、その悲惨な光景から目をそむけたくなりました。物語としてはよく出来ていると思いますが、残虐なシーンやグロテスクなものに弱い方にはあまりおすすめできない作品のように感じます。
◆INTRODUCTION
滅びゆく部族を助けたいと思った事はないか
彼らを迫りくる文明の波から守ってやる
いまこそ憧れを実行へと移すチャンス到来だ
この中に一緒にやりたい奴はいないか
２週間そこらで
ペルーのアマゾンの未開のジャングルが
永久に消滅する
先住民族も共に絶えるだろうAlejandro
父親が国連の弁護士をしている女子大学生のジャスティンは、講義で学んだ女子割礼（女性器切除）という慣習に疑問を持つのでした。
父親に女性の人権を守るため何かできないのかと尋ねると、「我が国にとって違法であったり不道徳と思われることであっても簡単に解決できる問題ではない。」と、言われてしまいます。
ジャスティンはその夜、誘いを受けていた活動グループの話し合いに参加するのですが、彼女が質問や意見したことをグループのリーダーであるアレハンドロに生意気だと思われ、話し合いの場から帰るように言われてしまいます。
後日、ジャスティンはアレハンドロに「生意気を言うつもりはなかった。・・・学びのチャンスが欲しい。」と、強く訴えたことでグループの仲間として認められるようになります。
アレハンドロたちはペルーの民間企業が地下天然ガスを狙って、アマゾンのジャングルに住む原住民の生活を脅かしながら進めている開発を阻止するため、現地に赴き抗議活動をおこなう事にします。
抗議活動のスポンサーであるカルロスの協力により開発現場についたアレハンドロ率いる抗議活動のメンバーは、自分自身を樹木や重機に鎖でつなぎ、開発の現状を携帯のカメラで撮影をしながらリアルタイム配信をはじめます。
彼らの行動に気がついた開発現場の護衛をしている元軍人が、彼らの行動を阻止しようとしますが鎖に鍵がかかっているため拘束する事ができませんでした。しかし、ジャスティンの鍵だけが壊れており護衛に捕まり射殺さそうになってしまいます。
ジャスティンの身に危険が迫っているにもかかわらず、アレハンドロはジャスティンの父親が国連関係者であることを訴えつつカメラで撮影する事をやめるなと仲間達に叫び続けるのでした。
リアルタイム配信を続けたことで、状況を把握した開発企業側はジャスティンを射殺しないように護衛担当に指示をするのでした。
彼らが行った抗議活動は、マスコミも含め多くの注目を集めることとなり、森林管理協議会によるアマゾン地域における違法な開発計画を直ちに停止させるようにペルー当局に苦情を申し立てることへとつながります。
空港へと戻る小型飛行機のなかで自分達の抗議活動が勝利したことを知り祝杯をあげ喜んでいる最中、エンジントラブルが起きてしまいジャングルの中に墜落してしまうのでした。
なんとか生き残った人々は助かる方法はないものかと考えているところに、ジャングルに住む原住民のヤハ族が彼らを捕らえるため襲ってきます。
麻酔のようなもので眠らされ捕らえられたジャスティンたちは、彼らの村に連れて行かれると家畜をいれるための檻に入れられてしまいます。
しかし、ジョナだけは檻には入れられず石の上に寝かされるのでした。
そして、
目玉をくりぬかれ
舌を切りとられ
両腕、両足を切り落とされ
最後に首を切り落とされ調理され食べられてしまいます。
檻の中でその残酷な光景を目にしたジャスティンたちの運命は・・・・・
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◆CAST
ジャスティン（ロレンツァ・イッツォ）女子大生。父親が国連職員。
アレハンドロ（アリエル・レヴィ）活動サークルのリーダー。
ラース（ダリル・サバラ）活動サークル一員。
エイミー（カービー・ブリス・ブラントン）活動サークル一員。
サマンサ（マグダ・アパノヴィッチ）活動サークル一員。
ダニエル（ニコラス・マルティネス）活動サークル一員。
ジョナ（アーロン・バーンズ）活動サークル一員。ジャスティンをサークルの集まりに誘う。
カラ（イグナシア・アラマンド）活動サークル一員。アレハンドロの恋人。
カルロス（マティアス・ロペス）アレハンドロの活動への支援者。
ケイシー（スカイ・フェレイラ）ジャスティンの親友。ルームメイト。
チャールズ（リチャード・バージ）ジャスティンの父親。国連職員
ヤハ族長老（アントニエタ・パリ）
ヤハ族首狩人（ラモン・ラオ）
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