「見ると一週間後に死ぬ」呪いのビデオ『リング』

1998年に公開された、ジャパニーズ・ホラーブームのトリガーと言える作品「リング」を紹介します。
「見ると1週間後に死ぬ」この世のものではない、怨念が宿った呪いのビデオ。呪いから逃れるために続く不の連鎖。決して断ち切ることのできない怨念。それこそが、始まりも終わりもないリングを意味するのではないでしょうか?
この作品を観たときは、それまでのホラー映画にはない、不気味で恐ろしい印象を感じました。





◆INTRODUCTION

小学生の男の子がさぁ家族で伊豆のペンションに泊まったんだって。
その子さぁみんなと遊びたいんだけど、東京でいつも見ている番組も見逃したくなくって、ペンションにあったデッキで予約録画したんだって。でも、あっちて、東京とチャンネルが違うでしょ。そのチャンネル空きチャンネルだったから、なんにも映るはずないわけ。それが家に帰ってから見たら、いきなり女の人が映って「お前は1週間後に死ぬ!」
ビックリしてビデオを止めたら電話がかかってきて「見ただろう」
・・・その子、1週間たって同じ時間に死んじゃったんだって。

テレビ局のディレクター 浅川玲子(松嶋菜々子)は、子供達の間で噂される「見ると一週間後に死ぬ」呪いのビデオについて取材をすすめていると、2,3日前の新聞にも載っていたという、女子高生とその彼氏が、駐車している車の中で死んでいた話を聞くのでした。しかも、その2人は呪いのビデオを見ていたということでした。会社にもどった浅川は、新聞に載っている若い男女の変死体の記事を見つけ、ADの岡崎(柳ユーレイ)に、女子高生の通う高校を調べるように頼むと、私用のため早めに帰宅するのでした。帰宅した浅川は、息子の陽一(大高力也)を連れ、急に亡くなってしまった、姪の大石智子(竹内結子)の葬儀へと出かけます。葬儀に着いてしばらくすると、ADの岡崎から、女子高生が通っていた高校が解ったと連絡がくるのでした。その高校というのが、浅川の姪も通っていた「横浜市の聖啓女子学園」だったのです。浅川は、葬儀に出席していた智子の同級生に尋ねたところ、車の中で亡くなっていた女子高生と姪の智子、そして、男子高生の岩田の3人が、皆、同じ日に亡くなっており、一緒に泊まりに行った先で、変なビデオを見ていたという話を教えてもらうのでした。

後日、智子の部屋で写真の現像書を見つけた浅川は、出来あがった写真を受けとって見てみると、亡くなる1週間前に写していたということが解るのでした。しかも、伊豆の貸し別荘で写した4人の顔が不気味に歪んでいました。違和感を感じた浅川は、彼女たちの死について調べるため、4人が宿泊した貸し別荘を訪ね、そこで、4人が見たと思われるビデオを見てしまうことになるのでした。そして、ビデオが終わると、部屋の電話に不気味な無言電話がかかってきてしまいます。

自分が見たビデオに不安を抱いた浅川は、離婚した元夫で、不思議な能力を持つ高山竜司(真田広之)に相談します。半信半疑の高山でしたが、浅川に言われるがままカメラで彼女の顔を写すと、不気味に歪んでいる顔が写っているのでした。高山自身も確認のため、その場でビデオを見るのですが、ビデオを見終わっても電話がかかってくることはありませんでした。中身を詳しく調べるためビデオのダビングを頼み、ともにビデオの謎を解き明かすため調べていくことになります。
そんな中、ひとり息子の陽一が、亡くなった智子からすすめられたと、呪いのビデオを見てしまうのでした・・・





◆CAST

浅川玲子(松嶋菜々子)
息子の陽一と2人で暮らす、テレビ局のディレクター。若い子の間で噂される呪いのビデオについて取材をしていく中で、姪の智子たちの死に呪いのビデオが関わっていることを知り、調査をすすめる。そして、自身もそのビデオを見てしまう。

高山竜司(真田広之)
浅川の元夫で、陽一の父親。大学の講師をしており、超能力・霊感・サイコメトリーといえる不思議な力を持っている。浅川とビデオの謎を調べていく。調査のため、呪いのビデオを見ることになる。

浅川陽一(大高力也)
浅川と高山の息子。小学1年生。高山の能力を引き継いでいる。亡くなった智子には、生前よく遊んでもらっていたこともあってか、亡くなった後に、智子から呪いのビデオを見るようにすすめられ、見てしまうことになる。

大石智子(竹内結子)
浅川の姪で、聖啓女子学園に通う高校生。友人と泊まりに行った、伊豆の貸し別荘で見たビデオが原因で呪い殺されてしまう。

倉橋雅美(佐藤仁美)
智子の友人。智子が死んだ日に一緒にいたことでおかしくなってしまい、病院に入院している。テレビのある場所には絶対に行かなくなったという。

ADの岡崎(柳ユーレイ)
浅川の勤めるテレビ局で、アシスタントディレクターとして働いている。

高野舞(中谷美紀)
高山の教え子。

山村敬(沼田曜一)
山村志津子のいとこ。伊豆大島で漁師をしており、志津子の能力を金儲けに使えると考え、伊熊博士やマスコミに紹介する。しかし、そのことに負い目を感じながら暮らしている。志津子の公開実験の場にも立ち会っていた。

伊熊平八郎(伴大介)
大学を追放された元学者。志津子の力に興味をもち、超能力の実在を証明しようと東京で実験をしていた。その後、志津子の超能力公開実験をおこなうことになる。貞子の父親と思われる。

山村志津子(雅子)
貞子の母親。当時、伊豆大島の噴火を予知して島中の評判となる。また、40年ほど前に超能力公開実験をおこない成功させるが、その場に居合わせた記者からイカサマだと非難されてしまう。その後、気がふれ三原山の火口に身を投げて自殺したといわれる。

山村貞子
志津子の娘。志津子を非難していた記者を念じるだけで殺したといわれ、母親の志津子以上の強力な力を持っていたと思われる。自身の怨念を呪いのビデオとして生みだした。


※ブログ内で使用しています画像などに問題がありましたら、[CONTACT]より連絡をお願いします。取り下げ、削除など早急に対応します。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください