江戸時代にタイムスリップした医師が施す近代医療・SF医療ドラマ『JIN-仁-』

2009年 TBS系日曜劇場で放送されていました、SF医療ドラマ「JIN-仁-」を紹介します。
「神は、乗り越えられる試練しか与えない。」江戸時代にタイムスリップした医師 南方仁が、この時代にはなかった医術をもちいて、人々の命を救っていきます。しかし、救った命がまた奪われるという歴史の持つ力に翻弄されながらも、それでも、近代医術で人々を救い、次第に、南方仁が時代の中心へと進んでいく物語になっています。
エンディングで流れる、MISIAの「逢いたくていま」鳥肌が立つほど素敵な歌でした。

ドラマを観てコミックを買ってしまった!


◆INTRODUCTION

ある夜、南方仁(大沢たかお)の勤める東都大学付属病院に、顔面を殴打され、公園で倒れていたところを発見された、年齢不詳の男性が救急搬送されてきました。運ばれてきた負傷者は、硬膜外血腫を発症しており、緊急開頭することになります。しかも、頭蓋骨内に腫瘍が見つかり、同時に摘出手術も施行することになりました。手術は無事終了し患者の一命を救うことが出来たのですが、摘出した腫瘍が胎児の形をしているという、とても珍しい奇形腫だったのです。

翌日、手術を受けた謎の患者が病室からいなくなってしまい、南方は院内を探しまわり、非常階段で蹲っているところを発見します。その患者は、なぜか摘出された腫瘍と医療バックを持っているのでした。南方が病室に戻るように話しかけますが、病室へ戻る様子はなく、どこかへと向かうかのように階段を上がっていくのでした。患者を病室に連れ戻そうとする中、南方は足を滑らせ、階段から転げ落ち、意識を失ってしまうのでした。
ようやく気がつくと、真っ暗な森の中に倒れていました。辺りを見回すと暗闇から人の声が聞こえてきます。声のするほうに駆け寄ると、侍たちが斬りあっているのでした。斬られた侍の血を浴びた南方は、撮影ではなく現実の光景だと理解します。そのとき、南方に気づいた侍が、斬りかかってくるのですが、その場にいた、侍・橘京太郎(小出恵介)に助けられます。しかし彼は、額をひどく斬られてしまいます。自分を助けてくれた侍の命を救うべく、この時代にはない医術を使い、彼の命を救ったことから、不審な者と思われるも、橘家に世話になりながら、江戸の町で近代医術を施し、人々を救っていくのでした。そのことから、数多くの偉人との交流を重ね、南方は時代の中心へと進んでいきます。
はたして、彼は元の時代に戻ることは出来るのか・・・?
自らの執刀で植物状態になった、婚約者の友永未来は目を覚ますのだろうか?

私たちは当たり前だと思っている。
思いたてば地球の裏側にでもいけることを。
いつでも思いを伝えることができることを。
平凡だが満ち足りた日々が続くであろうことを。
闇を忘れてしまったような夜を。
でも、もし、ある日突然・・・その全てを失ってしまったら。
鳥のような自由を!満たされた生活を!明るい未来を失ってしまったら・・・
闇ばかりの夜に、たった一人放り込まれてしまったら・・・
あなたは、そこで光を見つけることができるだろうか?
その光を掴もうとするだろうか?
それとも、光なき世界に光を与えようとするだろうか?

あなたの手で





◆CAST

南方仁(大沢たかお)
東都大学附属病院脳外科医。婚約者である友永未来の脳幹部 腫瘍摘出手術にて、腫瘍摘出はできたものの、動脈を傷つけ大量出血を起こしてしまい、未来を植物状態にさせてしまった。それ以降、難しい手術は他の外科医にまわすようになった。救急で搬送された男性患者と関わることから、江戸時代にタイムスリップしてしまう。

友永未来/野風(中谷美紀)
友永未来 南方仁の婚約者。優秀な小児科医。南方仁が執刀した脳腫瘍摘出手術で植物状態になってしまう。
野風 吉原 鈴屋彦三郎抱えの、呼び出し花魁。先代花魁のため医者を探していたところ、鈴屋彦三郎の命を救った南方仁と出会い密かに想い続ける。

橘咲(綾瀬はるか)
旗本橘家の娘。兄・恭太郎の命を救った南方仁に興味を持ち、医療行為の補助をおこなう。

橘恭太郎(小出恵介)
徳川旗本の剣客の武士。咲の兄。勝海舟から洋学を学ぶなど向上心が高い。浪人たちに襲われ前頭部を斬られるが、タイムスリップしてきた南方仁に命を救われる。

橘栄(麻生祐未)
恭太郎と咲の母。恭太郎の命を救った南方仁を屋敷に住まわせる。

坂本龍馬(内野聖陽)
倒幕・海外貿易に南方仁を巻き込みつつ活躍する。

緒方洪庵(武田鉄矢)
西洋医学所頭取。南方仁の医療技術が江戸に広まるよう協力する。仁が未来から来たことを半ば見抜いていたが、その秘密を漏らさぬまま労咳で亡くなる。

佐分利祐輔(桐谷健太)
大坂の合水堂で医学を学んだ、華岡流の若き医師。内密に腑分けをしたことで、女郎を殺したと疑われる。

山田純庵(田口浩正)
西洋医学所勤めの蘭方医。ころり(コレラ)にかかり南方仁に命を救われる。ペニシリン精製所が火事になった際にペニシリンの素を持ち出す。

濱口 儀兵衛(石丸謙二郎)
江戸時代末期(幕末)から明治初期にかけての醤油醸造業者・廣屋儀兵衛商店(現在のヤマサ醤油)の当主。人材育成や医学の発展にも支援を行い、政治家としても活動した。

新門辰五郎(中村敦夫)
江戸火消し「を組」を束ねる人物。千吉を仁に救ってもらったことが縁で、仁友堂の建設など協力するようになる。

澤村田之助(吉沢悠)
江戸で人気の歌舞伎役者(女形)。

勝海舟(小日向文世)
恭太郎との繋がりから南方仁と知りあう。幕府に掛け合いコロリ医療への補助をおこなうようにする。





◆HISTORICAL FIGURE

坂本龍馬
江戸時代末期の志士、土佐藩郷士。貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(後の海援隊)を結成した。薩長同盟の斡旋、大政奉還の成立に尽力するなど倒幕および明治維新に影響を与えるなど、重要な働きをした。

勝海舟
江戸時代末期(幕末)から明治時代初期の武士(幕臣)、戊辰戦争時には幕府軍の軍事総裁となり、早期停戦と江戸城無血開城を主張し実現。政治家。位階勲等爵位は正二位勲一等伯爵。山岡鉄舟、高橋泥舟と共に「幕末の三舟」と呼ばれる。

緒方洪庵
江戸時代後期の武士(足守藩士)、医師、蘭学者である。大坂に適塾を開き、人材を育てた。天然痘治療に貢献し、日本の近代医学の祖といわれる。

新門辰五郎
浅草十番組「を組」の頭である町田仁右衛門の元へ身を寄せ、火消や喧嘩の仲裁などで活躍する。仁右衛門の娘を貰い養子縁組し「を組」を継承する。侠客の元締め的存在

澤村田之助(三代目)
幕末から明治にかけて人気を博した歌舞伎役者。16歳にして立女形になるほどの人気役者であったが、舞台上での怪我がもとで、左足膝上まで切断することになる。義足をつけ舞台に返り咲くが、最終的には四肢を失ってしまう。


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