ひとりで食事しているのに、誰かといるような・・・『ひねくれ女のボッチ飯』

飯豊まりえさん主演のドラマ、2021年にテレビ東京系列にて放送された『ひねくれ女のボッチ飯』を紹介します。
ちょっとやさぐれた感じの演技、すごくいい!

それにしても、大きな口をあけて、もぐもぐ食べる女性ってスキだな。
ちなみに、以前紹介した桜井日奈子さん主演の「ごほうびごはん」もよかった。
食べっぷりがいい!



◆INTRODUCTION

デザイナーへの夢を諦め、コンビニエンスストアでアルバイトをする川本つぐみ
ネガティブで社交性に乏しく、素直な気持をおもてに出せない女性。

ある日、つぐみのメッセージを1週間も既読スルーをしている恋人が、Instagramに食事の写真を投稿します。
その投稿された写真には他の女性が写っていました。

アルバイトからの帰り道、つぐみは彼に「インスタ見たんだけど・・・」と、メッセージを送ると、既読スルーしていた彼からすぐに電話がかかってきます。
「写真見たんだ!」「はぐらかすなよ。写真のことでなんか言いたいんだろ?」と言う彼に、一緒にいた女性のことを言い出せずにいると、
「お前のそういうとこ、ほんとイライラすんだよ!お前よりだいぶランクの高い女と付き合ってるから!」
と、言われ7ヶ月付き合った恋人にフラれてしまいます。

「そんな浮気野郎のフォローなんかハズしてちゃんと終らせな。本物の白馬の王子様が現れるかもよ。」
アルバイト先の先輩・岡林早苗の言葉を思い出したつぐみは、すぐに彼氏のフォローをやめます。
ひと息つき、もう一度 Instagram を開くと、おすすめ投稿にカツカレーライスの写真が表示されていました。
その投稿に目をやると、
投稿者名 white_house_0515
つぐみは「白馬の王子」と思い興味をもつのでした。

投稿された文章の続きをひらいてみると、びっくりするほどの長文にツッコミをいれるつぐみ
ただその文章は、彼女の今の心情とシンクロする内容だったのです。
おなかも空いていたつぐみは、そのカツカレーライスを提供しているお店に行ってみると、ひとりで入るにはハードルが高いと感じる町の中華屋さんでした。

意を決して店へと入りカツカレーを注文すると、まわりをキョロキョロとうかがい、店内やお客さんの会話に心の中でツッコミをいれまくるのでした。
注文したカツカレーが運ばれてきても、料理の見た目などにツッコミをいれていましたが、口に入れたときの味わい・美味しさにとても充たされるのでした。

おなかも気持ちも満足したつぐみは、white_house_0515の次の投稿を待ち遠しく思うようになっていました。

初の[フォロー]ポチ [いいね]ポチ


ドラマだから流せたけど、第一話の序盤すごく気分が悪かった。
付き合ってる恋人同士が別れるのは仕方ないことだけど、
彼女がいるのに他の女性と付き合うとか・・・
ランクが高いとか、低いとか・・・
そういう別れ方する奴
何様?って感じ!
こういう男嫌いだな。





◆CAST

川本つぐみ(飯豊まりえ)
社交性に乏しく、ネガティブな女性。
デザイナーへの夢を諦め、コンビニ・みよしマートでアルバイトをしている。

白石一馬(柄本時生)
仕事でのミスが多いさえない営業マン。(役職 主任)
自身に起きた事を、いかにも恋愛での出来事のように長文と一緒に食事の写真をInstagramに投稿している。
アカウント名 white_house_0515

岡林早苗(片桐はいり)コンビニ・みよしマートでアルバイトをする先輩。

三好哲也(ダンディ坂野)コンビニ・みよしマートの店長。

黒岩和彦(川原和久)白石一馬の勤める会社の上司。

飯島彩花(辻凪子)白石一馬が勤める会社の後輩。白石一馬を見下している感じ。

ホワイトホースの声(下野紘)white_house_0515投稿文章の朗読。


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(余談)思い出
定食屋さんで思い出した出来事。
学生時代にすんでいたアパート近くの定食屋さん。
学校がおわり、アルバイトがない日は、夕飯を食べによく行っていた。
夕飯時ということもあり相席になることが多かった。
ある日、相席になったおじさんが納豆定食を注文した。
ぼくは、しょうが焼き定食を注文していたが、おじさんの注文が先に届いた。
ぼくは、納豆が食べられない!
しかも、匂いもダメ!見た目もダメ!
他の席もいっぱいだったので、注文した以上代金だけは払って帰ろうとしたら、お店のおばさんが「どうしたの?」と、聞いてきた。
理由を話したら、
「家この近く、できたら持っていってあげる」と言って出前をしてくれた。
実家を離れ一人暮らしをはじめて半年以上たった頃ということもあり、その優しさがすごくうれしかった。
あの時のしょうが焼き定食いつも以上に美味しかった。
食器は、きちんと洗って翌日に返しに行きました。
なんとなくお母さんのような存在に思うようになっていました。

学生の頃はお金がなく、安くてたくさん食べられるお店によく行っていた。
近所の定食屋さん以外だと、山田うどんパンチセット(そば)チャーハンセット(そば)が好きでした。
安くてたくさん食べられる。
ありがたかった。








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