永遠の少年ピーターパン。
僕の大好きなキャラクターの一人が誕生するまでの物語。
2004年公開の映画『ネバーランド』を紹介します。
劇作家のジェームス・バリが、公園で知り合ったデイヴィズ家の息子たちとの遊びをとおして、彼の中の妄想が膨らみ物語が綴られていくというストーリーです。
また、父親を亡くしたデイヴィズ家の息子たちの成長や三男ピーターの心の傷。
そして、彼らの母親の抱える悩み。
バリの妻 メアリーの寂しい心情など、心に響くものを感じました。
パイレーツ・オブ・カリビアン の ジャック・スパロー。
パブリック・エネミーズ の ジョン・デリンジャー。
トランセンデンス の ウィル・キャスター。
シザーハンズ の エドワード・シザーハンズ。
アリス・イン・ワンダーランド の マッドハッター。
チャーリーとチョコレート工場 の ウィリー・ウォンカ。
・・・・・etc
いろいろな役をこなし、いろいろな顔を見せてくれるジョニー・デップ。
ほんとうにカッコいいし憧れてしまう。
◆INTRODUCTION
ロンドンの劇場で、劇作家 ジェームス・バリの新作「Little Mary」が、大盛況の中で幕をあけるのですが、舞台を鑑賞している観客のつまらなそうな表情を目にしたジェームス・バリは、今回の作品は駄作だと気を落とすのでした。
翌朝、愛犬のポーソスを連れ公園に散歩へ出かけたバリは、自分が腰掛けているベンチの下に寝転んでいる少年から、「自分の袖を踏んでいる」と、声をかけられます。
ベンチの下に少年がいることに気づいたバリは「ベンチの下で何をしているの?」と、質問すると彼は「悪の王ジョージに地下牢に入れられている。」と答えるのでした。
そこへ、少年の兄ジョージが弟のマイケルが迷惑をかけているのではないかと心配してやってきます。そんなやり取りをとおして、デイヴィズ家の4人の兄弟 ジョージ・ジャック・ピーター・マイケル、そして彼らの母親 シルヴィアと知り合うのでした。
バリは、兄のジョージに囚人(マイケル)の解放と引き換えに出し物を見せるといい、愛犬のポーソスを熊に見たてサーカスの熊使いを演じて見せることにします。しかし、三男のピーターは冷めた口調で「くだらない、ただの犬だ。」と母親に話すのでした。
それを聞いたバリはピーターに「ただの犬?ポーソスの夢は熊になることなのに、彼の夢を打ち砕くのか?」と言い、
「ほんのわずかな想像力を持つことで、たちまち見えてくる。」と話すと、ポーソスを立ち上がらせダンスを踊って見せます。
その姿を見ていた兄弟と母親は笑顔に包まれるのですが、家族の帰り際、母親に楽しかったと聞かれたピーターは、「どうって事なかった。」と、言うのでした。
いつものように公園のベンチに腰をかけ、書きものをしているところへ、三男のピーターがやってきて「何を書いているの?」と尋ねてきます。
バリは「たいしたものじゃない。」と答えると、ピーターは「僕は書けない。」と言ってくるのでした。
それを聞いたバリは、日記や物語を書いたことがないピーターに「なぜ?書けないとわかる。」と言うのですが、「わかる。ぼくには書けない。」と断言するのでした。
そして「また、みんな会いたがっている。」と伝え帰っていきます。
今回の作品が失敗作となってしまったバリに対して、プロデューサーのチャールズ・フローマンは「劇場と役者を長期に押さえてある。君なら何か書ける。」と伝えるのでした。
そして、チャールズ・フローマンの「批評家たちは、芝居を重要視しすぎる。元々は何だ?」という問いかけから、
芝居=プレイ(遊び)と考えるようになるのでした。
それからバリは、頻繁にデイヴィズ家のみんなと会い、4人の息子たちと遊び、接していく中で、彼の中の妄想・想像が膨らみ物語が綴られていきます。
バリの中で物語が綴られていく一方で、デイヴィス家を気遣い親しくしているバリを目にしている彼の妻 メアリーの中で、寂しい気持が募っていくのでした・・・・・・・
◆CAST
ジェームス・マシュー・バリ(ジョニー・デップ)劇作家。
チャールズ・フローマン(ダスティン・ホフマン)公演プロデューサー。
メアリー・アンセル・バリ(ラダ・ミッチェル)ジェームス・マシュー・バリの妻。
シルヴィア・ルウェリン・デイヴィス(ケイト・ウィンスレット)主人を病気で亡くし4人の息子を育てている。
ジョージ・ルウェリン・デイヴィス(ニック・ラウド)シルヴィアの息子 長男。
ジャック・ルウェリン・デイヴィス(ジョー・プロスペロ)シルヴィアの息子 次男。
ピーター・ルウェリン・デイヴィス(フレディ・ハイモア)シルヴィアの息子 三男。
マイケル・ルウェリン・デイヴィス(ルーク・スピル)シルヴィアの息子 四男。
デュ・モーリエ夫人(ジュリー・クリスティ)シルヴィア母親。4人の息子たちの祖母。
スノウ婦人(アイリーン・エッセル)ジェームス・バリの作品を楽しいと賞賛する。
ピーター・パン(ケリー・マクドナルド)
僕は未だに・・・
ピーターパンになりたい。
ピーターパンでいたい。
と思っています。
子供の頃のように、
将来〇〇になりたい。
僕は必ず〇〇ができる。
〇〇を手に入れる。
など、まわりが何と言おうと、
自分の想像力・夢・可能性・・・
を、信じていたい。
なぜなら、年齢を理由にチャレンジする事を諦めないようにしたいからです。
この思いは、
50代になっても、
60代になっても、
70代になっても、
80代になっても・・・・・
ずっと持ちつづけ、いろいろなことにチャレンジしたい。
※ブログ内で使用しています画像などに問題がありましたら、[CONTACT]より連絡をお願いします。取り下げ、削除など早急に対応します。