深淵に佇み未来を諦めた少年と彼にかかわる人々との物語
2022年毎日放送・ドラマ特区にて放送された作品『少年のアビス』を紹介します。
家庭やまわりの環境に縛られながら、本心を隠して笑顔をみせる荒木飛羽さんの切ない演技が印象的でした。物語としてもなかなか衝撃的な内容でしたが、何より元乃木坂46 2期生北野日奈子さんの台詞に驚きました!
◆INTRODUCTION
「おれ、町をでられないんですよ」
心の奥底に本音を隠して微笑む高校生 黒瀬令児
幼い頃に家を出ていった父親
認知症の祖母とひきこもりで乱暴な兄
義母の介護をしながら家族を養う母親
母親の大変さを理解し自分が助けなければと
夢や希望を抱くことなく日々過ごす黒瀬令児の前に突然 現れた[アイドル 青江ナギ]
彼女はなぜか、この町のコンビニエンスストアで働いているのでした。
憧れのアイドル 青江ナギ
彼女が目の前にいる事に驚いていると
「今夜、町を案内してくれない」と頼まれます。
青江ナギを自転車の後ろに乗せ町を案内する令児
橋につくと川を眺めながら小説の舞台となった
「情死が淵」について話しはじめます。
「私たちもいまから心中しようか」
令児に問いかける青江ナギ
「令児くんの人生この先つまらないだろうし…」
心の奥底を覗かれたように感じた令児は
「本気で言ってるの...」と聞きかえすと
「青江ナギと死ねるなら…
生きててよかったと思えるかも」
と受けいれるのでした。
「家に来ない
青江ナギと死ねて幸せって思わせてあげる」
誘われるまま彼女の自宅に行くと
アイドルの衣装を身にまといあらわれます。
「アイドルとヤルって実感できるでしょう」
緊張しながらも青江ナギと体を重ねる令児
「勃ってないね ...」
「そっ そこ もう少し 下」
青江ナギと初体験をすませた令児の前に
一人の男性が現れます。
なんとその男性は青江ナギの旦那だったのです。
台風の夜
令児と青江ナギが心中しようとすることろを、令児の担任 柴沢由里に見つかってしまいます。
令児を心配する柴沢由里は自分の自宅に連れかえり、彼の悩みに寄り添い力になろうとするのですが、教師と生徒という関係を越えた感情が溢れはじめるのでした。
黒瀬令児と彼に関わる人々の奥底にある想い…
令児の心はどこに向かっていくのか…
彼に希望は芽生えてくるのだろうか…
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◆CAST
黒瀬令児(荒木飛羽)
向津高等学校に通う高校生
女でひとつで家族を養う母、痴呆症の祖母と引きこもりの兄と暮らしており、町を出ることができないとあきらめている
青江ナギ(北野日奈子)
アイドルグループ「アクリル」のメンバー幼馴染に勧められて、令児もファンになる
秋山朔子(本田望結)
令児と玄の幼馴染
大学に進学して町を出ようと思っている
愛称は実家「秋山茶舗」にちなんで「チャコ」
アイドルグループ「アクリル」のファン
小説家 似非森耕作を尊敬している
峰岸玄(堀夏喜/FANTASTICS)
令児とチャコの幼馴染
有限会社「峰岸建設」の社長の息子
高校には進学せず令児をパシリに使っている
柴沢由里(松井玲奈)
生徒と親しい関係性をたもつ令児の担任教師
心中未遂をした令児を心配しつつも、次第に生徒としてではない感情を抱きはじめ、禁断の関係に落ちていく
愛称は「柴ちゃん先生」 彼氏いない歴=年齢
似非森耕作(和田聰宏)
有名な小説家であり青江ナギの旦那
小説[春の棺]の作者
令児の母 夕子と中学の同級生
本名は野添旭
黒瀬夕子(片岡礼子)
令児の母親
仕事をしながら認知症の義母の介護をしている
祖母(麻生瑛子)
認知症の令児の祖母
黒瀬一正(渡辺佑太朗)
令児の兄
受験に失敗したことで引きこもりとなり、日々母親に暴言を発する
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