美味しいお米ができるまで!PART1

今年も美味しいお米を収穫できました。
休日農業をはじめて10年。だいぶ慣れてきたと思いますが、今年は稲作に割く時間が少なく、昨年より収穫量が減ってしまいました。
残念(⁠╯⁠︵⁠╰⁠,⁠)



先日ネットにて、農業に対し「汚い。無理。」などど書かれた記事を目にしました。
すごく悲しくなりました。
たしかに機械化が進んでいるとはいえ、全ての作業を機械でできるわけではないため、泥だらけになり汗を流しながら作業をおこないます。そのような苦労をする人がいるからこそ、皆さんが生きるために必要なエネルギーの源を食する事ができるのです。しかも、それらの食物を育てているのは高齢の方々が多いんです。

数年前に他界しましたが、ぼくの祖父母も90歳近くまで農家を営んでいました。

行政が若者の就農支援をおこなっているようですが、それでも若い世代の農業の担い手が少ないように思います。
10年後・20年後の日本における自給率はどのようになっているのでしょう?

輸入に頼りっきりになるのか?
それとも、個々の農家が淘汰され、企業体としての農業が発展していくこととなるのか?
どちらにしても、食物の価格が高騰することになるように思います。


約10年ほど前から、母の手伝いのため休日農業(稲作と花卉栽培)をおこなっています。
その中から、米ができるまでどのような作業をおこなっていくのか「美味しいお米ができるまで!」と題したブログにて紹介していきます。
※内容は常に更新していきますが、今回は2018年の作業を載せています。

「お米が実るまでに八十八の手間をかける」といわれています。[米]という漢字にもあらわれていますよね。
現在は機械での作業が多くなり昔に比べればすごく楽になりましたが、それでも手間はかかります。
しかも、肉体労働ですので、春先に仕事をはじめると、必ず筋肉痛になってしまい、しばらくの間、体を動かすのがツライ日々を過ごすことが恒例のようになっています。

2018年3月26日(大安)

1.塩水選(えんすいせん)
・塩水選とは、良好な種籾(たねもみ)を選別するため、食塩水に入れ、沈んだ種籾を選び出すものです。
※食塩水の濃度は、卵が浮くくらいにしています。

2.種籾の消毒
・選別できた種籾の水気を切り、1晩消毒水に入れておきます。

3.種籾を水につける
・2,3日に一度水を交換しながらつけておきます。







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください