いまでも続きが気になる漫画「ファイアスノーの風」

1993年に『週刊少年ジャンプ』に連載された
ファンタジー冒険漫画
『ファイアスノーの風』をご紹介します。
作者は松根英明氏。
全11話(単行本1巻)で連載が終了した、
短命ながらも強い印象を残す作品です。

物語はまるで途中で終わったかのような
描かれ方をしており、
「いつか再開されるのでは」と、
期待していたのですが……
あれからもう25年が経ってしまいました。
—–※執筆時は2018年—–

もしかすると、
この物語は“余韻を残したまま終わる”ことで
完成されていたのかもしれません。

賛否はあるかもしれませんが、
僕にとってはいまでも「続きを読みたい」
思わせてくれる忘れがたい作品です。


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人間の葛藤『逃げちゃダメだ!』新世紀エヴァンゲリオン(TV版)

1995年、テレビ東京系列で放送されたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を紹介します。
放送当初は、少年少女をターゲットにした時間帯ということもあり、視聴率はさほど高くはなかったようですが、深夜帯の再放送などで注目されるようになりました。とくに、敵と戦うことに重点を置いているわけではなく、登場人物が抱える過去のトラウマや心の葛藤、さらに、神の存在・聖書・歴史的遺物・秘密結社というような未知の世界観を描いている、奥深いアニメだと思います。

また、パチンコやパチスロ機のキャラクターになっていることで、アニメを見たことはなくても「知っている」という人が多い作品ではないでしょうか。今でも、パチンコやパチスロ機の新台キャラクターとしてホールをにぎわせています。


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スッキリとしたラブ?コメディ「虹色とうがらし」

「虹色とうがらし」1990年から1992年までの週刊少年サンデーに連載。
作者は少年漫画なのに、どことなく少女漫画の雰囲気を漂わせるラブコメの代表的な作家 あだち充氏(あだちみつる)です。
高校野球を題材にした『ナイン』や『タッチ』をはじめ数々の人気作品を出しております。今回は、その中から『虹色とうがらし』を紹介します。


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音楽が聴こえる♪ そんな描写が衝撃的な作品『To-y』

『To-y』
1985年から1987年まで『週刊少年サンデー』に掲載されていた[STYLISH & COOL]なマンガです。
作者は、上条淳士 氏(かみじょうあつし)。
連載が終了した後も、読切作品To-yスピンオフ「山田のコト」が掲載されました。
ちなみに、藤井冬威(To-y)は、1985年16歳ということなので、2019年には50歳!!
ニヤちゃんはTo-yのひとつ下なので・・・・・

ぼくは、このマンガ[To-y]を読んでとても衝撃をうけたました。それは、物語を読みすすめていくうちに、聞こえるはずのないサウンドが頭の中で響きわたっているのを感じたことです。しかも、静止画なのに動画を見ているような錯覚を起こしてしまう描写に驚きました。

今はどんなサウンドが響きわたるのだろう?
あの時に聴こえたサウンドと一緒なのだろうか?

もう一度読み返してみよう・・・・・。


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