今回ご紹介するのは、2019年に公開された実写版映画『地獄少女』です。
アニメや漫画で高い人気を誇ったダークファンタジーが、ホラー映画界の鬼才・白石晃士監督によって実写化。
そして主人公・閻魔あいを演じるのは、ミステリアスな雰囲気を纏い、モデル・女優として幅広く活躍する玉城ティナさん。
ホラーファンはもちろん、玉城ティナさんの新たな一面を見たい方にもおすすめの作品です。
◆作品情報
公開年:2019年
監督:白石晃士「サユリ」「貞子vs伽椰子」
「戦慄怪奇ファイル シリーズ」etc
原作:地獄少女プロジェクト
◆INTRODUCTION
罪に溺れし業の魂──いっぺん、死んでみる?
本気で怨みを抱く者だけがアクセスできる
深夜に現れるサイト「地獄通信」
午前0時にアクセスし、怨み相手の名前を送信すると、地獄少女・閻魔あいが現れ復讐の契約が交わされる。
手渡された、赤い糸の巻かれた藁人形の紐を解けば、怨みの相手に痛みと苦しみを与え、永遠の地獄へと堕とす事ができる。
ただし──
「人を呪わば穴二つ」
その報いとして、依頼者も死後は永遠に地獄をさまようこととなる。
物語は1965年、
いじめに苦しむ一人の女子高生が、地獄通信を通じて復讐を遂げる場面から始まる。
そして時は流れ、彼女もまた死の間際、地獄少女に導かれて地獄に堕ちてしまう。
彼女の息子であるフリーライター・工藤仁は、母から聞いた「地獄少女」の存在を記事にし、世間へと広めていく──。
その記事をきっかけに、怨みを抱える人々が再び地獄通信へアクセスし、次々と「契約」が結ばれていくのであった。
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◆作品の魅力・見どころ(主観)
この作品の見どころは、やはり“怨み”という感情に真正面から向き合ったストーリー展開と単純な勧善懲悪ではなく、「誰もが被害者であり加害者である」という人間の業を描いているところが、観る者の心に深い余韻を残しているように思います。
そして、主演の玉城ティナさんの魅力ですね…
透き通るような白い肌とミステリアスな存在感。
感情を抑えた表情と美しい所作が
地獄少女 閻魔あいにピタリとハマっていました。
まさに…
「現実に降り立った地獄少女」という感じです。
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◆CAST
閻魔あい(玉城ティナ)
「地獄通信」から依頼を受けた相手を
地獄送りする地獄少女
骨女(橋本マナミ)
閻魔あいと地獄送りをおこなう三藁
妖艶な色香を放つ妖怪
一目連(楽駆)
閻魔あいと地獄送りをおこなう三藁
自らの目を操る刀使いの妖怪
輪入道(麿赤兒)
閻魔あいと地獄送りをおこなう三藁
怒りの念を帯びた車輪の妖怪
市川美保(森七菜)
女子高生
クラスに馴染めず、常に空気を読んでいる
魔鬼のライブで救ってくれた南條遥と親しくなる
南條遥(仁村紗和)
魔鬼の世界観を汚すことを嫌う美少女
魔鬼のライブ中に痴漢をする男を叩きのめし、
市川美保と親しくなる
御厨早苗(大場美奈)
アイドルグループGirl’s Systemのセンター
長岡拓郎にステージ上で顔を切りつけられる
長岡拓郎(森優作)
ステージで歌う御厨早苗の顔を執拗に切りつける
長岡雅子(片岡礼子)
長岡拓郎の母親
工藤結衣(風祭ゆき)
学生の頃、いつも自分を虐める相手を
地獄少女と契約して地獄送りにする
死ぬ間際、地獄少女が現れ、
自らも地獄に堕ちてしまう
山田楓(木村葉月)
工藤結衣を執拗に虐めていた同級生
結衣の怨みがつのり地獄に堕とされる
御厨明(岡田謙)
御厨早苗の父親
御厨朋絵(山崎美貴)
御厨早苗の母親
南條佐和子(石井麗子)
南條遥の母親
市川初美(西山真来)
市川美保の母親
魔鬼(藤田富)
独自の世界観を表現するため、
ステージの純度に一切の妥協をしない
危険思想を持つアーティスト
工藤仁(波岡一喜)
フリーのルポライター
母(工藤結衣)から聞いた地獄少女に
興味を持ち続け記事にした
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