ドラゴンクエストⅩを抜け出した勇者のリアルな冒険の書がはじまる。『ゆうべはお楽しみでしたね』

オンラインゲームの中で仲良くなった２人が、互いを同姓だと勘違いしてルームシェアするラブコメディドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』を紹介します。

このドラマは２０１９年放送の全６話+外伝２話のドラマです。ＭＭＯＲＰＧとなったドラゴンクエストⅩ。そのゲーム内で親友になった２人が、互いを同姓だと思いこみ、リアルな世界でルームシェアするという事からはじまるストーリーです。
ドラマ内の台詞に、ドラクエの呪文やアイテムのなまえが出てきたりするところが、なんかいいなぁ・・・って感じてしまいます。

※ＭＭＯＲＰＧ（Massively Multiplayer Online Role-Playing Game／多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム）

お粥に入れた三つ葉は「世界樹の葉」
遊園地で飲んだdrinkは「魔法の聖水」
ガスコンロに火をつけるときは「メラ」
ミキサーを回すときは「バギ」
オーブンレンジのスイッチを押すときは「パルプンテ」

ほんと、なんかいいなぁ・・・
ほのぼのするし、キュンキュンするし、うらやましく感じる。
たぶん、それは、本田翼さんだからだろうなぁ！

◆INTRODUCTION

さつきたくみ／パウダー（岡山天音）は、オンラインゲームであるドラゴンクエストⅩをプレイしていたとき、敵（ザイガス）との戦いに敗れ死んでしまうのでした。そこへ偶然やってきたゴロー／おかもとみやこ（本田翼）に助けてもらい一緒にザイガスを倒したことをきっかけにゲーム内での親友になっていきます。

パウダー「あの、どうしてわたしを助けてくれたんですか？」
ゴロー「困っている人を助けるのに理由なんて無い。」
パウダー「カッ　カッコいい！！」

それから１年ほど過ぎたある日、パウダーは、ドラクエⅩをプレイしている仲間やゴローに自分がネカマ（ネット上で女性を演じる男性）であることを公表するのでした。ゴローはパウダーがネカマであると聞いてもなにも変わらず接してくれました。そんな話をしているときにゴローから「いま住んでいるアパートが取り壊しになるためしばらくログインできない。急遽引っ越すことになったがいい部屋が見つからない。」という話を聞くのでした。
パウダーはゴローが同姓であると思い、自分の住んでいる家に１部屋空きがあるのでルームシェアはどうかと誘います。その誘いを受けたゴローは、ネカマという意味を理解しておらず、パウダーが自分とおなじ女性だと思いありがたくルームシェアの誘いを受けることにするのでした。